トップ > 学部・大学院 > 工学部 > 先端機械工学科

先端機械工学科
学科オリジナルサイト
※2017年4月新設

先端機械工学科

今後の社会に生かせるものづくりを行うためにはまず基礎をしっかりと固め、その後、段階的に知識と技術を高めていくことが必要です。機械工学に加え、情報、コンピュータ、光学、医用工学など先端工学を取り入れた教育・研究を実施し、機械、計測、制御、精密加工などの基礎と先端技術を習得し、広く社会で活躍できる技術者の育成を目的としています。

学科の概要

学びのポイント

Point1
ものづくりが学べる

1年次のワークショップでものづくりの楽しさ、創意工夫の重要さ、アイデアを実現することの難しさを体験してもらいます。以後、ものづくりに必要な加工技術、材料、強度計算、メカニズム、設計技術、製図などを順次学習することにより、将来の最先端機械技術者となるための技術素養を身につけます。

Point2
最先端の機械工学が学べる

3年次に先端自動車工学、先端医用工学、先端精密機械加工という講義科目を配当し、現在の機械工学における先端分野の技術を学べるカリキュラムとしています。興味を持った分野の研究室を3年後期に選び、4年次に未知の技術の開発や原理の分からない現象の解明などに卒業研究として取り組みます。自ら考え、積極的に研究活動にチャレンジします。

Point3
発表力を身につける

機械工学の基礎を十分に学んだ上で、電気・電子・情報など他分野の基礎も学び、視野の広い技術者を目指します。さらに、積極的に行動でき、考えをしっかり伝えることができ、人の話もきちんと聞けるようになることを目指します。そのために、授業の質問、輪講、研究会などで力を養います。そして、卒業研究では学科の学生全員の前で発表を行い、発表力を磨いてもらいます。

暮らしを支える先端機械工学

暮らしを支える先端機械工学

拡大してみる

先端機械コースの学び

ものづくり

・機械設計
・メカニズム
・精密加工
・精密測定
・高機能材料
医用・福祉

・医用機器
・福祉機器
・センサー
・3次元観察
・ロボット
先端機械

・将来型自動車
・自動制御
・空圧応用
・音響応用
・光応用

研究室と教員紹介

EF伊藤先生

伊藤 裕
教授
メカトロ機械
設計研究室

EF大澤先生

大澤 基明
教授
材料工学研究室

EF佐藤先生

佐藤 太一
教授
振動・音響工学
研究室

先端機械・清水先生

清水 康夫
教授
先端自動車工学研究室

EF土肥先生2

土肥 健純
教授
先端医療福祉
工学研究室

EF藤田先生

藤田 壽憲
教授
流体制御研究室

EF古谷先生

古谷 涼秋
教授
計測工学研究室

EF堀内先生

堀内 敏行
教授
光応用機械
工学研究室

EF三井先生

三井 和幸
教授
医用精密工学研究室

柳田先生

柳田 明
教授
塑性加工研究室

EF森田先生

森田 晋也
教授
ナノ精度加工研究室

TDUロゴ4

桑名 健太
助教

カリキュラム

先端機械工学科カリキュラム

カリキュラムを拡大してみる

学部共通カリキュラム(システムデザイン工学部/未来科学部/工学部)

共通教育科目科学技術と人間、社会との関わりを理解し、科学技術者として良識ある社会人として必要な教養、キャリア意識、倫理観を身につける
フレッシュマンセミナー/東京電機大学で学ぶ/情報と職業/論理的思考法/文章表現法/人間科学プロジェクト/歴史理解の基礎/哲学と倫理の基礎/認知心理学/人間関係の心理/自己心理学セミナー/情報デザインと心理/芸術/実用法律入門/日本国憲法/日本経済入門/介護福祉論/企業と社会/大学と社会/企 業と経営/健康と生活/身体運動のしくみ/トリムスポーツⅠ・Ⅱ/体力科学演習/アウトドアスポーツA・B・C/技術者倫理/失敗学/情報化社会と知的財産権/製造物責任法/情報倫理/情報とネットワークの経済社会/情報化社会とコミュニケーション/科学と技術の社会史/科学技術と現代社会/科学技術と企業経営
世界で活躍できる技術者に必要なグローバルなコミュニケーション能力を身につける
グローバル社会の市民論/比較文化論/地球環境論/国際政治の基礎/ヨーロッパ理解/アメリカ理解/アジア理解/ドイツ語・ドイツ文化/中国語・中国文化/ 総合英語Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ/口語英語Ⅰ・Ⅱ/英語演習A・B・C・D・E・F・G・H・I/海外英語短期研修/国内英語短期研修
教職課程科目教員免許を取得するための専門教養科目
教職入門/教育学概論/教育心理学/教育社会学/理科教育法/道徳教育論/教育相談/生徒・進路指導論/教育実習セミナー/教育実習Ⅰ・Ⅱ/教職実践演習(中・高) 他

ピックアップカリキュラム

ワークショップ

1年生全員が、複数のグループに分かれて、紙を使って〈重量挙げロボット〉を製作し、完成後は、一堂に会して、「重量挙げ大会」を開催します。頭で考えたことを実現することの難しさを身をもって体験する授業です。特に、材料の強度や力学についての体験ができます。過去には8.0kg以上の錘を持ち上げた年もあります。

ワークショップ

機械工学実験実習Ⅰ・Ⅱ 機械設計製図Ⅰ・Ⅱ

2・3年の実験と実習の授業です。2年では学科の専門基礎科目に関するテーマ、3年では専門科目に関するテーマを設定しています。実験ではロボット制御など、実習ではNC加工実習などを扱います。

機械工学実験実習Ⅰ・Ⅱ 機械設計製図Ⅰ・Ⅱ

機械設計製図Ⅰ・Ⅱ、先端機械設計製図Ⅰ・Ⅱ

2、3年生対象の演習を中心とした授業です。製図の書き方・規則を基礎から学び、機械の設計ができる能力を習得します。多くの学生が「CAD 利用技術者試験」を受験し、合格率は、多い年で7割を超えます。

機械設計製図Ⅰ・Ⅱ、先端機械設計製図Ⅰ・Ⅱ

卒業研究

いずれかの教員の研究室に属し、1年間研究を行う、4年生の科目です。3年生までの授業とは異なり、問題を自ら設定し、解決法を求めての試行錯誤が続きます。苦労した後に、解決法に至った時の達成感は何にも代え難いものです。研究論文にまとめた後、全教員と全4年生の前で研究内容を発表します。

卒業研究

主な進路

卒業後の就職者の業種別割合 ※2(2015年3月卒業実績)

卒業後の就職者の業種別割合

卒業者数
男子 87名 女子 6名

主な就職先※2

トヨタ自動車、ホンダ、オリンパス、キヤノン、日産自動車、セイコーエプソン、東京エレクトロン山梨、日本精工、ミネベア、THK、日立製作所、三菱電機、富士通ゼネラル、東芝機械マシナリー、小松製作所、大日本印刷、JR東日本、JR東海、YKK、クラリオン、スタンレー電気、オルガノ、日機装、シーメンス・ジャパン、シチズンマシナリー など

大学院進学※2

24名(2015年3月卒業実績)
男子 22名
女子 2名
進学率 25.8%

※2 機械工学科先端機械コースのデータを参考に掲載しています。

取得可能な資格

めざせる資格

技術士補
ボイラー・タービン主任技術者(第1種・第2種)
ボイラー技士(特級・1級・2級)
危険物取扱者(甲種)
消防設備士(甲種)
公害防止管理者
弁理士
建設機械施工技士(1級)
CAD利用技術者検定
高等学校教諭一種免許状(工業)※1
中学校教諭一種免許状(技術)※1  など
※1 文部科学省における審査の結果、予定している教職課程の開設時期が変更になる可能性があります。

4年間のSTEP

T.K

たくさんの人たちと
同じ目標を達成していきたい



先端機械工学科
T.K(東京都/東京工業大学附属科学技術高校 出身)

Step1:1年次
ワークショップを通じてものづくりの楽しさを学ぶ

私はもともと工業高校で機械工学を勉強していて、大学でも学んでいきたいと思い、理系の単科大学で歴史もある東京電機大学を選びました。1年次は、数学、物理をはじめ、ものづくりに通じる機械工学や製図の基礎などを学びました。また、「ワークショップ」では、小型エンジンの分解、組み立てを体験したり、自分たちが主体的に考えてロボットをつくったりしました。実際に自分たちの手を動かして、ものづくりの楽しさを肌で感じた体験でした。

1年次

自分たちの力で一から作った重量挙げロボット
「ワークショップ」では、グループで重量挙げロボットを製作しました。設計や部品の選定も含めて一からものづくりをするだけでなく、できたロボットの競技会も企画しました。

Step2:2年次
図面を描く際には加工者の視点も必要だと学ぶ

先端機械工学科では、2年次に授業で手書き製図を行います。この「機械設計製図Ⅰ・Ⅱ」の授業で、設計者の立場だけではなく、加工者の立場からも考えて図面を描くようにと教えてもらいました。工業高校時代から図面を描くことと、図面を見て加工することの両方をやってきましたが、描くときは自分が描きやすいかどうかを中心に考えていました。加工者が見やすいかどうかということは、ほとんど考えたことがなかった視点だったので、とても新鮮でした。

2年次

加工者の見やすさを考えて設計した一人乗り競技用自動車
グループを組んで競技用自動車を作りました。設計担当と加工担当に分かれて作業を進めていったので、自分の担当する前後の工程まで考えて図面に表現するものづくりの姿勢が身に付きました。

Step3:3年次
頼れるのは自分だけという状況に追い込まれ製図に取り組む

3年次に受講した「先端機械設計製図Ⅰ・Ⅱ」では、一人ひとり異なる課題が提示されます。最終的に頼れるのは自分自身のみという状況なので、これまで学んだことをすべて発揮するつもりで課題に取り組みました。また、夏休みの1カ月間、インターンシップに参加しました。インターン生として企業で働いているうちに、自分には企業で働くことを通して、様々なことを学んでいく方が向いているのではないかと思うようになり、大学を卒業したら就職しようと決意しました。

3年次

何度も描き直したプレス抜き型の図面
課題の製図は、仕上がるまで限られた時間の中で何度も描き直しました。図面に答えはないので、短い時間の中で進めていくことの難しさを思い知りましたが

Step4:4年次
流体制御研究室に所属しマイクロエジェクタの形状を探る

4年次は、所属した流体制御研究室の先生の理解もあって、内定先が決まるまでは就職活動を優先させて頂きました。卒業研究は、空気圧を利用して小型の電子部品などを吸着して搬送するエジェクタについての研究を進めました。搬送対象となるものは小さなものが多くなっていますが、エジェクタの小型化は進んでいません。その問題を解決するために、コンピュータ上で解析を行うCFD解析を取り入れながら、小型のマイクロエジェクタを実現するために最適な形状を探りました。

4年次

3次元CADで豆ジャッキの図面を作成
「先端機械設計製図Ⅲ」という授業で3次元CADに挑戦しました。部品一つ一つを3次元で表現し、組み立てられた時の形状を意識して、矛盾が生じないように図面をつくりました。

そして未来へ 内定先
トヨタ自動車株式会社

就職活動は製造業を中心に行ってきましたが、3年次にインターンシップで働いた縁もあり、最終的にトヨタ自動車株式会社から内定を頂きました。インターンシップでは工場に配属され、不良改善やラインの立ち上げなどに携わり、機器メーカーをはじめ、様々な人たちを巻き込んで、みんなで一緒に一つの目標に向かって取り組んでいくことの楽しさを経験させてもらいました。ものづくりには、設計、開発、製造という流れがありますが、上流の設計と下流の製造をつなげていける生産技術といった部署や、実際の製品が生まれる現場で働いていければと思っています。

こぼれ話

2年生の頃から、総合メディアセンターの補助職員として週に3回勤務し、いろいろな人のお手伝いをしました。

そして未来へ

ページトップへ戻る

検索

閉じる