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理工学研究科 [修士課程]

理工学研究科の教育・研究方針

 理工学研究科は、2013年4月より、理学、生命理工学、情報学、電子・機械工学および建築・都市環境学の5専攻体制に改編しました。理工学部5学系を基礎とする専攻体制とすることで、学部教育から大学院教育への道筋を明確にするという狙いがありました。これにより、基礎力に裏づけられた専門性を持つ人材の養成を目指すとともに、この体制を生かしてさらに教育・研究環境を充実させ、大学院の活性化に取り組んでいきます。
 日々進歩してゆく科学技術と多様化する価値観に適応可能な研究者・技術者であるためには、基礎学力のみならず、広い視野をもって柔軟に対応していく能力が今までにも増して求められています。専攻や部門の枠を超えて、ここで行われている夢のある先端的な研究や開発に積極的に触れて、自ら問題を発見し解決する能力を養うことができる場を広く提供する、これが基本方針です。
 その実現のために有給の副手制度を活用して学部教育への参加を促し、多様な学生に教える経験を通して基礎学力・情報伝達能力の強化を図っています。また科学技術の国際化に対応するためには英語力の向上が欠かせません。海外研修制度の利用、国際学会への参加を奨励して英語力向上を図っています。さらに外部研究機関との共同研究、社会人への公開講座、講義の夜間開講などの様々な企画を積極的に実施・推進することにより、社会に開かれ、地域とのつながりを重視した研究科を目指します。このような活動を通して視野の広い自立した研究者・技術者の育成に努めています。

理工学研究科の教育・研究方針

理工学研究科 専攻一覧

専攻課程昼夜開講修業年限学位
理学専攻修士課程 2年修士(理学)
生命理工学専攻修士課程 2年修士(工学)
情報学専攻修士課程 2年修士(情報学)
電子・機械工学専攻修士課程 2年修士(工学)
建築・都市環境学専攻修士課程 2年修士(工学)
研究成果の公表や科学技術の海外移転等、大学院生が将来世界で活躍できるように、科学技術英語教育を重視しています。同時に、国際会議や学会への積極的な参加を奨励しています。

私の2年間の研究

理工学研究科 電子・機械工学専攻 2年モーションコントロールシステム研究室 M.K

恵まれた設備や環境で
研究に取り組むことができた


理工学研究科 電子・機械工学専攻 2年
モーションコントロールシステム研究室

M.Kさん(東京都/東京電機大学高校 出身)
理工学部理工学科の電子・機械工学系で学んだ知識をさらに実践的なものにしたい、という気持ちがあり進学を決めました。大学院では引き続き、電子制御装置の開発と応用を研究するモーションコントロールシステム研究室に所属しています。
研究のテーマは「EVのABS」です。ABSは低摩擦路面においてブレーキのロックを防ぐためのシステムですが、従来の油圧ブレーキによるものだと作動時の振動が大きく、運転者に与える恐怖感も大きいという問題があります。そこで電気モータの応答性が良く、自らが発生しているトルクを把握しやすいという特性を利用し、EVの回生ブレーキをABSの制動に用いるというのが研究の内容です。これにより、ABSの振動を低減させブレーキ効率を最適化するのが狙いです。
在学中は理論構築とコンピュータシミュレーション、実験による効果測定を行いました。シミュレーションには、多くの企業で採用されている数値解析ソフトの「MATLAB」を使用しています。MATLABは本学が契約し、ライセンス形態に応じて利用できるソフトウェアのひとつで、学部生のころから本格的なツールを自由に利用できる環境が用意されていることは、研究において大きな助けとなりました。

EVのABSを検証する模擬実験機

EVのABSを検証する模擬実験機

学会

企業も関心を寄せるABSの研究
ABSに関する研究を「電気自動車の減速時におけるスリップ抑制法」としてまとめ、電気学会で2回、自動制御連合会で1回の発表を行いました。同分野において先行する研究が少ないことや、ブレーキの制御システムさえ改良すれば市販車にも応用できることなどから、企業の方から質問を受ける機会もありました。

後輩指導

副手として教える立場へ
副手として、心電図を取る実習などの手伝いを行いました。心電図の電気的な雑音を取り除くフィルタに関して学ぶ授業なのですが、これまでと異なり教える立場となるため、自分でもきちんと授業の内容を理解しておく必要があるなど大変でした。コミュニケーション能力の向上にもつながる、良い経験だったと思います。

そして未来へ、内定先

三菱電機株式会社
EVのさらなる進化と社会への貢献のためモータの研究を続けたい
在学中に電気、機械、制御と幅広く研究を続けてきたことが評価され、三菱電機より内定を頂きました。自動車用オルタネーター(発電機)などの自動車部品で高いシェアを持つ企業のため、大学での研究を活かして自動車のモータ開発に携わりたいと希望しています。日常生活のさまざまな場所で使われているモータの場合、たった1%の効率を上げるだけでも、社会に大きく貢献することができます。研究者としてぜひ挑戦したいですね。

就職実績

理工学研究科-就職実績

理学専攻

NTTデータ/日本バルカー工業/トーモク/NECフィールディング/中央化学/SJI/茨城日立情報サービス/理研計器/インフォコム/全国農業協同組合連合会/AGS

生命理工学専攻

エーザイ/日本化薬/栗田工業/新日本科学/エースコック/武州製薬/中外製薬工業/富士フイルムメディカル/大鵬薬品工業/わらべや日洋/鳥居薬品/日立ソリューションズ・ビジネス

情報学専攻

東芝/NEC/三菱電機/アルファシステムズ/凸版印刷/NOK/JVCケンウッド/NECフィールディング/NECソフト/富士通フロンテック/NSD/日立キャピタル/日本システムウエア

電子・機械工学専攻

東芝/富士通/JR東日本/三菱電機/富士重工業/スズキ/JR東海/IHI/凸版印刷/小松製作所/SMC/沖電気工業/横河電機/住友ベークライト/アドバンテスト/曙ブレーキ工業

建築・都市環境学専攻

東芝/JR東日本/積水ハウス/三菱電機/大和ハウス工業/首都高速道路技術センター/JR東海/杉本設計室 一級建築士事務所/JR西日本/ホンダ/三菱ガス化学

平成23~25年度修士課程修了者実績

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