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情報環境学研究科 [修士課程]

情報環境学研究科の教育・研究方針

情報環境学研究科は情報環境学部の上に設置された修士課程です。情報環境学部では専門4コースから進路を選択しますが、修士課程ではより専門的に学ぶことになるので、分野は8部門を複合的に学ぶことになります。
社会はますます高学歴化、高度な専門知識を身につけることは言うまでもなく、幅広い人間力を兼ね備えなければ、創造的な仕事が出来難くなっています。そこで学部時代に培った自主・自立の精神を生かし、自らの力でその能力を磨いてください。われわれ教員はその支援に全力を尽くします。
2011年3月に起きた東日本大震災、その後の津波で最も安全といわれてきた原子力発電所が、サブシステムである補助電源装置が破壊、原子炉を安全に保てずあの惨事を引き起こしました。わが国の工学技術の未熟さを世界に曝け出すことになりました。人間の命を優先する姿勢が欠けていたと言わざるを得ません。津波はまた、道路や港湾施設、鉄道、道路、通信などインフラ設備をはじめ、すべてのコミュニティーを吞み込んでしまいました。その中でも情報環境技術がいち早く復旧に役立ったことを見える形で示すことができました。
情報環境は単なる技術を扱う学問ではありません。人々の生活を豊かにする文化を構築する力も秘めています。インターネットの力は計り知れませんが、その秘めた力が絶大である故に、危険性も同時に併せ持っています。社会性を伴う倫理観や人間性等が問われる所以なのです。技術の進歩はわれわれの生活を豊かにしますが、行き過ぎた、人に優しくないものは排除しなければなりません。これからの社会に相応しい情報環境学を学ぶ所が、情報環境学研究科修士課程なのです。

情報環境学研究科の教育・研究方針

情報環境学研究科 専攻一覧

専攻課程昼夜開講修業年限学位
情報環境学専攻修士課程 2年修士(情報環境学)
高度な専門知識の修得と研究能力の育成はもとより、近年の技術のグローバル化に即応できる国際技術者の育成、新しい視点からのビジネスの創生を担っていく独創性や創造性に富んだ企業家マインドの醸成を基本方針として独自のカリキュラムを取り入れています。

私の2年間の研究

情報環境学研究科 情報環境学専攻 2年信号処理研究室 H.E

被験者をまじえた実証実験で
会話支援システム実用化を目指す


情報環境学研究科 情報環境学専攻 2年
信号処理研究室

H.Eさん(東京都/十文字高校 出身)
研究開発の一連の流れを理解したいと考え、大学院に進学しました。音響や音声に興味があり、学部から斎藤博人准教授の信号処理研究室で「話速変換システ ム」の研究に取り組んでいます。話速変換とは、声の高さを変えずに、発話の速度を変えることです。会話が聞き取りづらくなる高齢者の支援を目的に、補聴器 などへの応用も見据えながら、話速変換システム使用時の会話の分析、評価を行っています。話速変換をすると、相手に声が遅れて聞こえるため、タイムラグや 音声の重なりといった問題が生じます。そこで、音や視覚情報によるフィードバックなど、使用環境をデザインすることで精度を高めています。
人での 実証実験を行うには、被験者や市役所の方々に研究を理解してもらい、協力を得ることが不可欠です。企業との共同研究や、学会での発表も経験するなど、学外 の様々な人と関わってきたことで、伝える能力や質疑に応じる知識が培われました。また、他研究室との合同ゼミで、心理学やロボット工学といった他分野にも 触れ、視点が広がりました。研究を通じて、社会で求められる専門性と素養の両面が養えたと感じています。奨学金のおかげもあり、研究に専念できています。

会話試験の分析画面。話速変換時の発話のタイミングなどを分析

会話試験の分析画面。話速変換時の発話のタイミングなどを分析。

論文

学会発表から修士論文の集大成へ
人工知能学会で発表した際に5ページにわたる研究資料を作成しました。現在はその資料も土台にしながら、修士論文づくりに取り組んでいます。わかりやすく、かつ、論文の体裁がとれた文章を書くことは難しいですが、今後の方向性や展望について実現性を含めて明確に示すことが、研究の発展において重要だと思っています。

人工知能学会主催「言語・音声理解と対話処理研究会」の資料に研究成果を掲載

人工知能学会主催「言語・音声理解と対話処理研究会」の資料に研究成果を掲載

後輩指導

教え・教わることで成長していく
研究室では、習慣的に先輩が後輩を指導しています。1学年下の後輩の研究をサポートし、ノウハウを引き継ぎながら、ともに課題を解決します。要所では博士課程の先輩や先生の力を借りますが、後輩指導を通じて研究への理解も深まりました。ゼミでは厳しく、研究室では楽しく。日常的なコミュニケーションを心がけています。

そして未来へ、内定先

株式会社日立製作所
品質保証で世界トップレベルの技術者になりたい
鉄道システムの品質保証に携わる予定です。鉄道システムの通信に、信号処理など大学院で学んだことが活かせると考えています。面接ではジョブマッチングが詳細に行われたので、ビジョンがより明確になりました。品質保証は、製品化の最後の砦です。鉄道は人の命にも携わるため、安全を守ることに使命を感じます。海外でも活躍できる技術者として、世界でもトップレベルの日本の技術力と安全性の高さを伝えていきたいです。

就職実績

情報環境学研究科-就職実績

NEC/三菱電機/大和ハウス工業/凸版印刷/パイオニア/日立造船/沖電気工業/日立ソリューションズ/コナミデジタルエンタテインメント/京葉銀行/東芝メディカルシステムズ/ネットワンシステムズ/ドワンゴ/JVCケンウッド/NECフィールディング/ローランド/ヤフー/NSD/サイバーエージェント/協和エクシオ/DTS/日立ビルシステム/日本コンピューター・システム/信組情報サービス/クレスコ/キヤノン電子テクノロジー/グリー/リオン/八洲電機/ラック/キューブシステム/ユニアデックス/アイコムシステック/富士通システムズ・イースト/山九プラントテクノ/三菱電機ビジネスシステム/ティージー情報ネットワーク/東芝テックソリューションサービス/インフォテック/ドコモ・テクノロジ/第一コンピュータリソース/キーウォーカー/ラクス/コンピューターシステム研究所/富士フイルムソフトウエア/ニコンシステム/東京ソフトウェア/独立行政法人勤労者退職金共済機構/日本住宅

平成23~25年度修士課程修了者実績

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